海外での通信手段は、eSIMが便利でおすすめです。eSIMは、eSIM対応のスマホでしたら利用できます。
eSIMは簡単にいうとソフトウェアをスマホにインストールすることで通信ができるSIMです。一般的な小さいカード型の物理SIMカードではありません。
メリットは、物理SIMカードを抜差しせずに、wifiルーター等も必要なく自分のスマホのみで完結し海外利用でき、日本で契約しているキャリアと分断できることだと思われます。
今回当方が利用したeSIMはAiraloで、こちらは日本から購入・事前設定が可能なeSIMです。
eSIMのパッケージは、容量に応じた価格(最低で5USドル前後)になりますが、もし海外で容量がオーバーしても、チャージとして追加購入が可能です。
なお、購入したパッケージによってはチャージできないものがあるので購入前に確認してください。
ここからはAirlo(eSIM)のダウンロードから開通(利用開始)までの流れを紹介をします。
アプリをダウンロードし、行き先に応じたパッケージを購入
まずApp StoreからAiraloのアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリ右上に「ログイン」のアイコンがありますので、「ログイン」のアイコンをタップしてログイン画面で「新規登録」をしてください。
ログインをしていない状態で購入を試みるとログインを求められますのでダウンロード後にログインIDを新規で取得しておくのが良いと思います。
次に行き先(国)に応じたパッケージを購入します。
パッケージは、容量及び期間に応じて数種類あります。
当方はベトナムで1週間の旅程でしたが、「1GB 7日」のパッケージではなく、「2GB 15日」のパッケージを購入しました。期間が長い程割安価格になります。
もし配車アプリや地図アプリを頻繁に利用する場合は、データ通信が増えるため容量が多い方が安心です。
当方は最終的に7日間で1.5GB程利用しました。
支払い方法は、クレジットカードの他にお使いのスマホにApplePayがあれば、ApplePayで簡単に支払えます。
以下、購入時の画面のサンプルになります。
やはり実際に行く前の事前準備として、電話やインターネットのインフラは必須なので日本で用意しておいた方が安心ですよね。
そこで実際に使用して使い勝手がよかったAiraloを紹介させていただくのですが、ざっくりとしたAiraloの概要としては、以下のような感じです。
・シンガポールの出しているアプリ
・現地で1工程必要なものもあるが、これは日本ですべて準備が完結する
・データ容量と期間や滞在先の国によって無数のプランが存在するので自身に合うプランが見つかる
※iOS16.0未満のバージョンを使用している場合、16.0以上にアップデートする必要があります
※iPhoneXS以上の端末で利用が可能です
対応機種についてはこちらを参照ください。
Airaloヘルプセンター:どの端末がeSIMに対応していますか?
eSIMのインストール(日本)
次にeSIMのインストール方法を紹介します。
いざ当日慌てることが無いように出国前に準備が可能ですので余裕をもって事前に準備しておく事をお勧めします。
eSIMのインストール方法
※スクロールをすると下の方にインストールのボタンが表示されています
※こちらは後で変更可能です
※ここがデフォルトはOFFのままですと副回線(eSIM)でモバイルデータ通信できない時、主回線で通信をしようとしてしまいます。海外で主回線を利用したモバイルデータ通信になってしまうと高額請求がされるので用注意してください。
※こちらは後で変更可能です
補足
1)インストールされたeSIMを設定画面で確認すると以下のようになっています。
2)多少の設定がありますが、マニュアルを見れば難しくありません。
※購入後、ログインのメールアドレスにインストールガイドなどのマニュアルが届きますのでそちらをご参照ください
AiraloJapanのYoutubeでもインストール方法についての動画がありますのでマニュアルと併せて確認すると分かり
易いかと思います。参照URL:https://www.youtube.com/watch?v=IMPDB2fxa2E
3)eSIMのインストール後、念のため、以下の設定をお勧めします。
・「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータの通信」→「モバイルデータ通信の切替を許可」をオフ
・ ここがデフォルトはOFFのままにしておいてください。ONになってたらOFFにしておくのが安全です
eSIMの開通(海外)
海外に到着したら、以下の設定をします。
到着後のeSIMの開通方法
※eSIMの名前は任意で変更できるので、海外へ良くいかれる方は分かり易い名前に変えて使用できるようにするのが良いかと思います
※赤〇の部分がONになっているか確認してください
以上で利用が可能となります。
ちなみに、主回線とeSIMを両方オンにすると以下のように2回線のアンテナ表示されます。